スマホは、PCを開かなくても気軽に使えるので、
手放せない存在です。
メールのチェックがリアルタイムで確認できるので、
仕事でも使っています。
プライベートと仕事で使っている場合の
「家事按分」の方法もお伝えします。
毎月のスマホ代を支払った時の仕訳方法
毎月のスマホ代は「通信費」で仕訳しています。
(現金払い)
3月24日にスマホ代を、現金で5,000円支払った
支払い票を使って現金で支払ったときは
「借方=通信費」「貸方=現金」を使います。
借 方 | 貸 方 | |||
日付 | 勘定科目 | 金額 | 勘定科目 | 金額 |
3/24 | 通信費 | 5,000 | 現金 | 5,000 |
(個人用クレジットカード支払い)
3月24日にスマホ代を、個人用クレジットカードで5,000円支払った
私の場合は夫のクレジットカードで支払っています。
事業用ではなく個人用クレジットカードを使ったときは「事業主借」を使います。
借 方 | 貸 方 | |||
日付 | 勘定科目 | 金額 | 勘定科目 | 金額 |
3/24 | 通信費 | 5,000 | 事業主借 | 5,000 |
(事業用クレジットカード支払い)
3月24日にスマホ代を、事業用クレジットカードで5,000円支払った
事業用クレジットカードで支払った時は、買った日と引落しされた日に仕訳します。
事業用クレジットカードを使ったときは「未払金」を使います。
借 方 | 貸 方 | |||
日付 | 勘定科目 | 金額 | 勘定科目 | 金額 |
3/24 | 通信費 | 5,000 | 未払金 | 5,000 |
4月30日に銀行から5,000円引き落された
借 方 | 貸 方 | |||
日付 | 勘定科目 | 金額 | 勘定科目 | 金額 |
4/30 | 未払金 | 5,000 | 普通預金 | 5,000 |
スマホは、個人と事業の両方で調べ物やメッセージの受け取り等で使っています。
事業と個人両方で使っている時には「家事按分(かじあんぶん)」をする必要があります。
「家事按分(かじあんぶん)」というのは日常生活で消費したり、生活に関連する費用のこと。
例えば、スマホ代・電気代・電話代・ガソリン代・税金・家賃等のこと。
私もスマホ代・電話代・プロバイダ代・電気代を「家事按分(かじあんぶん)」してます。
スマホは、1日のうち事業用メールやLINEのメッセージ送受信、情報収集を80%しているので、
スマホ代の80%は事業用として経費にし、残りの20%は家事(個人)利用にしています。
事業と個人で使う比率を出して、決めることができます。
例えば、電気代なら1日8時間事業をしていれば、30%事業に使っているということになります。
税務署から根拠を聞かれたときに、しっかりと説明できるようにしておきましょう。
12月31日にスマホ代を家事按分した
借 方 | 貸 方 | |||
日付 | 勘定科目 | 金額 | 勘定科目 | 金額 |
12/31 | 事業主貸 | 1,000 | 通信費 | 1,000 |
5,000円×80%= 4,000円が事業用。5,000円×20%= 1,000円が個人使用。
3/24に計上した5,000円のうち、1,000円は個人で支払ったので「事業主貸」を使います。
ここでは、1ヶ月分だけの数字を使いましたが、実際には1年分の合計金額を12月31日にまとめて計算しています。
通信費って?
スマホ代を支払うのに使った「通信費」
私が他に使うのは、インターネットのプロバイダ代や固定電話代、
サーバー代、メール配信代です。
文字通り、通信手段に使った費用になるので、切手代も通信費に
含まれます。
メルカリ等物販するときに利用する宅配便代も通信費になります。
スマホ代を節約するには?
スマホ代を節約するのに、思いつくのは格安SIM。
大手キャリアだと1万円以上かかっていたものが、
2千円程に安くなるので、料金的にはかなりおトクに。
格安SIMは、大手キャリアの回線を使っているので、
サービスエリアに関しては大きな問題はありません。
格安SIMに対応している機種が必要なこと。
そして、現在契約しているスマホの2年縛りに気を
つけましょう。
残っている期間によっては、料金が発生して
おトクになるどころか、損をしてしまうことも
あるので気をつけて下さいね。
それと、通信費を節約するためには、
Wi-Fiの利用がおすすめ。
自宅ではもちろんのこと、外出先でも
「フリーWi-Fi」を利用するとおトクになります。
スマホ代が高くて~と思っているなら、一度
検討してみる価値ありですよ。
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パート主婦&ライターをしています。
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