できれば、起こしたくないし、巻き込まれたくない交通事故。
どちらにとっても良いことはないので、本当に起こらないことを
祈るばかりです。
とはいえ、私や家族が経験した交通事故は...
私ひとりで乗っていた車が起こした交通事故。
家族全員が乗った車で巻き込まれた交通事故。
家族がバイクに乗っていて巻き込まれた事故。
それぞれに、どんな事故だったかというと。
自分が起こした交通事故
1回目は、社用車で帰宅しようとしたときに、
会社のすぐそばで、起こりました。
私の不注意でもあったけど、相手もたぶん
前方不注意だった...気がする。
お互いスピードも出ていなかったから、
コツンと当たっただけで、
車も大きな損傷なし&怪我なし。
会社の上司がすぐに来てくれて、
事故処理をしてくれたので、
私は何も知らずじまい。
ただ私の記憶に鮮明に残ってるのは、
その後、車で自宅に帰ってる時もず~っと足が
震えていたこと。
今、考えると「危ないっ!」って感じですね。
ほんとドキドキが止まらなかった~。
これが、もっと大きな事故で相手に大きな怪我を
負わせてしまったとしたら、平常心でいられる
気がしません。
いや...平常心ではいられなくても、
車のハンドルを握るものとして、
事故を起こしてしまった場合は、
速やかに相手の体の状態を確認して、
必要があれば救急車を呼んで、
さらに警察を呼んで事故処理してもらう。
任意で入っている保険屋さんにも
すぐに連絡をいれることで、スムーズな
対応をしてもらえることも。
当たり前だけど、頭が真っ白になって
しまいがちなので、しっかり頭に入れて
おきましょう!
ここで、軽い事故だからといって、
その場で「示談して」という相手の要望に
応じるのは、後で体の不調が出たり、
車等の不具合が出た場合に、取り返しの
つかないことになるので、しないようにしましょう。
口頭でも、書面でもその場の「示談」はしない!
覚えておいてくださいね。
家族で遭った交通事故で被害者に
1回目の事故以来、
安全運転で事故もなく楽しくカーライフを
過ごしていましたが、事故は突然やってきました。
2回目の事故は、家族で乗っていた車に、
相手の車が突っ込んできた事故。
相手は、交差点の「止まれ」から
優先道路を直進していた我が家の車に
ぶつかってきました。
私は後部座席に座っていましたが、
明らかにぶつかるタイミングで突っ込んで
くる車に対して、
「何やってんの?」
「意味分かんないんだけど~」
等々、ず~っと文句を言っていたので、
運転していた夫からしたら、私は元気!と
生存確認できたようでした。
車後部に突っ込まれ、橋の欄干にぶつかり、
進行方向とは真逆を向き、さらにガードレールに
ぶつかってようやく停止した我が家の車。
相手の運転手は、呆然と私たちの姿を見て
車の外で、何もできずに立ちつくしてました。
事故現場近くの住人さんが、警察と消防を
呼んでくれた...記憶が。
エアバッグも出たし、無残につぶれた車を見て、
警察官も
「これだけの事故で、家族4人が軽傷で済んだのは、
不幸中の幸いだった」
って言ってたし。
大切な車は廃車になっちゃったけど、車が
私たち家族を守ってくれたんだなと思いました。
そのまま、救急車で病院に運ばれて、
特に問題なく帰宅できたのは、本当にラッキーでした。
が...
保険会社の対応が悪かった
この後の、相手保険会社の対応の悪さ。
相手の誠意のなさにイラッとさせられ、
納得のいかない事故割合を提示されて、
またまたイラッ!
車が廃車になって、普段から車生活な我が家は
それだけでも、ストレス!だったのに、
中古車で車両保険には、入っていないと、
次の車を買えるような、金額は当たり前のように
払ってはもらえません。
どんなに大切にキレイに乗っていようが、
自分でいろんなパーツをつけていようが、
保険会社には、全く関係ないと言れ、
乗っている車の年式だけで
「時価〇〇万円」
という判断をされます。
で、修理するときに、時価を超えると
「廃車」扱いになってしまいます。
完全に「ぶつかられ損」
我が家の車は、優先道路を普通にただただ
走っていただけ。
そこにいきなり相手の車が、不注意で突っ込んで
きたのが事実。
警察官も大きな声じゃ言わないけど、
「完全に相手の落ち度の事故」
だけど...保険会社の見解では、
被害者が走っている以上、
過失はゼロにはなりません。
過失ゼロになるのは、赤信号で停止しているときに、
ぶつかられた場合のように、完全に停車している場合。
保険会社の常套文句。
「判例に従って」割り出された過失割合や示談金額は、
ちょっとでも納得がいかない場合は、自分の保険会社で
あっても言いなりにならず、めんどうくさがらず、
しっかりと説明をしてもらうことが大切です。
保険会社もボランティアで、仕事をしている訳では
ないので、100%味方という考え方は危険です。
「安く、速く」ってどこかのファストフードじゃ
ないけど、さっさと解決したいのが本音なので、
気をつけましょう。
この事故で、最初に提示された過失割合は「30:70」
当然、納得がいくものではなかったので、
保険会社と話しを何度もして最終的に「5:95」に
なりました。
さすがに、過失割合0にはならないことはわかっているので、
ギリギリのところまで、下げられて良かったです。
傷害については、子どもはおでこにコブができたものの、
本当に軽傷ですみ、むち打ち症状もでませんでした。
事故後、おなかが痛いと言うので、万が一を考えて、
精密検査をしてもらいましたが、問題なし。
通院・治療費を保険会社を通して、支払いをしてもらえたので、
自分で立替えることなく、済みました。
大人は、むち打ち症状で整形外科と整骨院に通う日々。
通常なら、3ヶ月とか6ヶ月とかで打ち切り...という
話しをされるはずが、1年近く放置され、整形外科の先生からも
治療終了と言われることなく、病院に通っていました。
レントゲンで見ても「ストレートネック」と言って、
むち打ち症状の特徴がなくならないまま、時が過ぎていきましたが、
程なく保険会社から連絡がきて、「治療打ち切り」となりました。
慰謝料と称して、相手保険会社から出た保険は「自賠責」基準の
1番安い金額と実際に入院・治療した日にちで計算されます。
整形外科で、レントゲンやCT等しっかりと検査をしてもらって、
必要があれば、整骨院等で治療をしてもらうのがベストかと。
医師の判断がないまま勝手に整骨院へ通っていても、
保険会社から認めてもらえないこともあるので、
気をつけて下さいね。
家族がバイクで巻き込まれた交通事故で被害者に
3回目の事故は、家族が遭ったもの。
この事故も2回目同様、責任は相手にある事故でした。
と断言できるのは、
家族は信号のある道路で青信号で直進していただけ
だったから。
事故の知らせをもらった時も、救急車で搬入された病院で
警察官に聞いたときも、
「相手が悪い事故です」(大きい声じゃ、言えないやつ)
って言われたし。
家族が直進して走っているところに、対向車の相手が右折して
家族にぶつかってきて、宙に舞ったって聞いた時には、
そんな事故に遭ったにもかかわらず、
「生きてて良かった」という気持ちでした。
バイクは痛々しい程、傷やへこみがあって廃車になって
しまいましたが、家族は軽傷で済んだことが何よりでした。
車と違って、バイクは生身で運転しているのでリスクは大きいし、
怖いものって頭ではわかっていましたが、交通事故に巻き込まれると、
その不安は、大きくなるなぁと改めて感じました。
が...本人にはバイクに乗らない選択肢は全くないそうで、
親である私は覚悟しつつ、安全を願うばかりです。
最近はバイクに乗る人も減っているし、どこかで健全ではないものって
いうレッテルを貼られている気もしますが...
健全と思われているスポーツでだって、大けがをするリスクは
ゼロじゃないし、なんなら道を歩いているだけでも、
場合によっては自宅にいるだけでも、危険が襲ってくることは
ゼロじゃないしね。
車とバイクの事故では、バイクは弱い立場として、
過失割合は、車同士の事故よりもバイクが優遇されるそう。
3回目の事故で、車同士なら「20:80」のところ、
バイクと車と言うことで「15:85」を提示されました。
正直、普通に走っていただけなのに、ツッコまれたという
認識しかないので、当然納得いくわけがありません。
相手はぶつかる前...全くバイクの存在を認識できて
いなかった。つまり、前方不注意の状況で右折してきました。
私もよく通る道なので、自分が相手だったら...と
想像して走ってみました。
右折レーンもあるし、直線だし、少し坂になってるから
見晴らしはとてもいい場所。
事故が起きるときって、普通と違う状況が重なって
起こる気がするので、いろんな偶然が事故を引き起こして
しまったのかも。
私自身もハンドルを握るものとして、気を引き締めて
運転しないといけないなと改めて思っています。
ということで、明らかに相手の過失が大きいことを
保険会社に訴えて「5:95」で示談となりました。
物損に関しては、納得いく結果になったのですが、
「損害賠償」の方が、全く納得がいかず。
事故後、腕のしびれや肩・首の痛みがあるにも関わらず
3ヶ月で通院打ち切りを告げられました。
救急搬送された病院にそのまま通院していましたが、
病院の医師の対応も、不信感を感じる状態で通院を
続けていたことを後悔。
いろいろと、考えてしまいました。
で、最後の一手。
「弁護士特約を使って弁護士に相談する」
体験談をまとめてみました。
まとめ
交通事故被害者になってみて、良いことないなぁというのが、
率直な感想です。
体が痛いから病院に通う時間を奪われるし、
大事な愛車も廃車になって奪われる。
おまけに、保険会社の対応が悪いと本当に精神的にも
ダメージが強すぎて、本当に困ってしまいます。
こちらに非がないはずの事故でも、保険に関しては、
走っていれば過失割合が0になることはないので、
「当てられ損」でしかない。
自動車保険に特約をつけていれば「弁護士特約」
を使って、保険会社と直接話しをしなくて済む
環境作りをしちゃいましょう。
弁護士さんにお任せすれば、気持ちがずっと軽くなるので、
早めに相談することをオススメします。
弁護士特約は、自分が加害者になってしまったときは
使えませんが、自分が被害者の場合には使えますので、
まず相談をしてみましょう。
契約をする前に、事前相談をしてくれる弁護士事務所が
多いので確認をしてみてください。
弁護士特約が使えるようなら、自分の保険会社にその旨を
伝えれば、大抵問題なく利用できますので保険会社との
交渉に時間を取られず、ストレスから逃れられますよ。
弁護士さんに依頼をした方が、病院の通院の仕方等も、
アドバイスをもらえるので、強い味方になってくれるはずです。

パート主婦&ライターをしています。
みなさんのお役に立つ情報を発信していきます。
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